経産省 地域経済に関するビッグデータの新システムを提供
2025/03/14
経済産業省は3月7日、多様なユーザーがデータを容易に利活用できる環境を実現すべく、使いやすさを向上させた地域経済分析システム(RESAS:リーサス)の新システムの提供を開始した。

同システムは、経済産業省と内閣官房が平成27年から提供しているもので、地域経済に関する官民のビッグデータを地図上やグラフで分かりやすく、簡単に、見える化できるデータプラットフォーム。
同システムでは、人口・産業構造に関する政府統計のほか、全国の約750万事業所の立地データや、全国12万件の観光資源情報、全国のスーパー・ドラッグストアにおける販売実績データをはじめとする様々な分析メニューを提供しており、すべてのメニューを、ID登録など事前手続は不要で、無料で利用することができる。
新システムでは、描画速度の向上、画面遷移を要する類似メニューの集約、スマートフォン対応など利便性を向上させ、搭載データの精緻化など分析機能を高度化している。
経済産業省では、今後もシステムの改善や高度化に向けて検討を続けていく予定だ。
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